あの日から1年経ちました。
東日本大震災で被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
そして犠牲になられた全ての人々、動物たちのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
この1年間、長かったような、短かったような・・・・。
たくさんのことがあり過ぎて、どう振り返ったらいいかもわかりませんが、、、、
あの日、まだ引っ越して日の浅い私は職についておらず(3月の月末から働き始めることは決まっていましたが)
宇都宮で買い物をしていました。
レジで支払いを済ませようとした瞬間、あ、揺れてると思い、それがだんだんひどくなって、あちこちでガラスの割れる音が響き、照明も落ち、わたしもバッグを頭に乗せてしゃがみこんでしまいました。
そして心の中で「栃木は地震がないって言ってたじゃない~~~!!」
と絶叫していました。
あまりの揺れに、栃木が震源だと思っていたのです。
係員の誘導も満足にない中、なんとか順々に階段で外に出、離れた場所にあった駐車場に向かう途中、東北地方で大変な地震があったことを知りました。
車は市庁舎に止めていたのですが、建物の中は停電で大変な状況でした。
そして周辺も停電のため、信号機が止まっており、免許取って半年の私は怯えながらなんとか車を走らせ、途中からは大変な渋滞で、それでもいつもの3倍くらいの時間で家にたどり着きました。
電車はすべて運休になっていたので、このときばかりは車で助かりました。
道中、ニャンズはどうしただろうか?
無事だろうか?
家がガス爆発とかで火災が起きたりしてないだろうか?
そんな心配で頭がいっぱいでした。
家にたどり着くと、2階は家具がずれたり、本が全部落ちたり、かなりカオスな状態でしたが、実害はキッチンの食器や玄関に置いておいたランプが落ちて割れたくらいでした。
玄関を開けると、すぐに胡桃が出てきて、「あたち怖かったの!」と言っているようでした。
アーニャンをさがすと、2階のロフトベッドの中で震えていました。。
当時、アーニャンは毎日日中はここで寝ていたのです。
胡桃はたいてい1階にいたので、なにか怖いことがあれば、ソファの下に逃げたはず。
アーニャンがいた場所には上から落ちてくるものはないので、ふたりとも定位置にいれば無事だろうとは思っていましたが、本当にほっとしました。
でも、ふたりともとても怖かったのでしょう。
それ以来アーニャンはロフトベッドに入らなくなりました。
そして何かあるとすぐにふたりでソファのカバーの下に潜りこむようになりました。
最近はようやく胡桃は地震を怖がらなくなりましたが、アーニャンはダメですね・・。

今日のニャンズです。

日中は仲良くベッドでねんね。
胡桃が手前にいるのは珍しいですね。

そしてどうしてもこんな顔をしてしまうアーニャンなのでした。
にほんブログ村